2022年3月、円安が進んでいるね。
3/10で1ドル約115円が3/28に1ドル約125円と
わずか18日で10円も上昇。
急激な円安はあまり歓迎されていないよだね。
そうね。2022年3月の円安ペースは何時もと違うわね。
参考として過去のドル/円為替相場と株価の変動を見てみましょう。
2015年6月為替(ドル/円相場)
2015年のドル/円の為替相場だね。
段々と円安が進んでいき、2015年6月に
1ドル125円までいき
その後円高へ移行しているね。
【補足】
円安とは、円の他通貨に対する相対価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状況のこと。
例:1ドル=125円の場合、1ドル=100円の場合と比べて同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので円安ということ。
(注)現在価格と過去価格による表現な為、ドルに対し○〇円が円安ということではない
2015年6月株価
2015年の日経平均(青線)。NYダウ(ピンク線)。S&P500(緑線)ね。
2015年6月まで徐々に上昇の後、下落しているわね。
【補足】
日経平均:日本を代表する225社の平均株価。
NYダウ:米国の代表的30銘柄により構成された株価指数。
S&P500:ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で加重平均して数値化。
2011年8月為替(ドル/円相場)
2011年のドル/円の為替相場だね。
段々と円安が進んでいき2011年8月に1ドル77円まで進み、
その後円安に移行したね。
2011年8月株価
2011年の日経平均(青線)。NYダウ(ピンク線)。S&P500(緑線)ね。
2011年8月まで徐々に下落。NYダウ・S&P500が早めに持ち直したのに対し
日経平均は下落期間が長いわね。
一部期間の切り抜きだけれど、円安が進んでいくと株価が上昇していき
円高が進んでいくと株安が進んでいたようだね。
株価は世界情勢により変化するし、為替相場は株価以上にいろいろな要因で
相場が変化するため一概に流れをつかむのは難しいわよ。
でも、円安が悪い方向でないみたいなのでひとまず安心したよ。
円安は一般的に輸入産業・海外旅行者に対応する産業にはプラスに働くわ。
でも輸入産業は輸入価格の値上がりからマイナスに働き、その分コスト削減に努めたり、
高級ブランド志向にしたり、安売り志向にしたり、コストパフォーマンスのよりものを造ったりと努力が強いられるわ。もちろん輸入産業も努力しているけれど、輸入産業は生き残りをかけより強くもとめられるわね。
たしかに、高いブランド品は憧れるし、安売りセールは長離せない。
100円ショップなど安い値段で使える商品と、ボクも利用しているよ。
そういえばバブル期(高度成長期)は連日株価が上昇していったと聴いたことがあるのだけれどその時のドル/円の為替相場はどうだったのだろ?
1988年は1月は1ドル約120円くらいで推移していたわ。
その後1990年4月は1ドル約160円くらいまでになっていたわ。
つまり円安が進んでいたのね。
今回の円安は米国の利上げが一つの理由になって進んだわ。
米国が利上げを決定した理由は物価が上がってきて尚且つ景気が順調と判断したからよ。
つまり、一時的に株価が下落しても持ち直すと考えられているわ。
【ドル/円相場補足】日本と米国の金利差で日本円に貯金しているより、米国ドルに貯金する方が利息的に得と考え一般的にドル高・円安に進むよ。
少し心配なのが円安が米国ドルだけに対して進んでいないということね。
ウクライナとロシア情勢により資源国有利。日本には資源がないので他国の資源を持つ国が一時的に通貨をあげているのか、又は円の価値が下がってるのか・・。
先進国の中でも日本の経済成長は今一だし・・どりらにせよ今後の動きに注視したほうが良さそうね。
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