老後2000万問題やiDeCoなど老後に対するお金の話題が尽きないね。
実際のところどうなんだろう?
ほとんどの人が老齢年金にかかわってくるのにその詳細を知っている人は少ないようね。
貰える概算年金額を紹介するわ。
貰える概算年金額
概算で40年国民年金を払い平均標準報酬額が40万円とすると
78万円×(40年×12か月/480)+105.2万円=183.2万円/年。
183.2万円/12か月=約15万2千円/月となるわね。
注意しなければいけないことが受給資格があるということね。
老齢年金受給条件:保険料納付期間+保険料免除期間+合算対象期間=10年以上必要よ。
【メモ】毎年誕生年月日におくられる「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」・「ねんきんダイヤル(0570-058-555)」にて調べることも出来るよ。
退職金は勤続20年以上で45歳以上で退職した際、高卒で1300万円、大卒で1900万円位のよね。但し企業や・役職により退職金は変わるのであくまでも参考の金額ね。
年金支給額が月に15万2千円で足りるのか今一実感がわかないなぁ。
単身の日常生活費は20~25万円。夫婦で26万円/月といわれているわ。
でも住まいの場所、持ち家の有無等により金額はばらつくわね。
良い機会なので自分の月の支出がどれくらいあるか確認してみるべきだね。
毎月の生活費とは別に特別支出(臨時支出)に関しても注意しておく必要があるわ。
それぞれ概算なのだけれど
子供の結婚:200万円
子供の住宅支援:500万円
家のリフォーム:500万円
車:200万円
葬儀:150万円
その他医療費等が考えられるわ。
老後2000万円問題が話題になっていたけれど、老後やはり結構支出があるね。
老後2000万円問題は各自の生活水準で大きく変わるため、実際のところ参考にはならないわ。
ただ、老後2000万円問題は金額というより老後お金が必要というメッセージ性のほうが高いわね。
日本は少子高齢化が進んでいるからね。年金は収めたものが受け取るのではなく、労働世代が年金を収める仕組みだからね。この制度は年月による物価上昇対策(昔のお金の価値と今のお金の価値が変わる)としては良いが、少子高齢化のように、労働世代が減っていく際には労働世代1人当たりの負担が大きくなり、昨今の日本の現状では年金を賄えなくなっているんだね。
そうはいっても、日本政府もいろいろ対策は打ち始めているわ。
日本政府の老後年金対策
- iDeCo(認知度不足)
- NISA・つみたてNISA(認知度不足)
- 子供を増やす(失言により失策)
- 外国人労働者確保(日本経済の停滞からうまく進んでいない)
- 雇用期間延長の呼びかけ推奨(定年年齢を60歳→65歳を企業に推奨中)
- 年金受給開始を延長(60歳→65歳に実施)
対策はいろいろだしているのだけれど、
日本の年金対策どれもあまりうまくいっていないように思えるね。
確かにそうね。iDeCo・NISA・つみたねNISAなんて公的年金では老後の生活を賄えないので各自で資産形成してください。と言っているようなものね。
でも現状を嘆いてもしかたがないので情報を集めiDeCo・NISA・つみたてNISAを活用することをお勧めするわ。
年金制度や介護保険制度など日本の政策は海外にくらべ充実しているわ。海外では老後のことは各個人でなんとかするという考えが一般的なので、普通になったという考えもできるわね。
でも日本の金融教育は海外に比べ大きくおくれているので各自正しい知識を身につけていかないといけないという時期にきているわね。
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